伝統を守りながら、常に新たな挑戦を!
当社の錦鯉生産の歴史は120年以上前にさかのぼります。1890年頃、初代阪井市郎治が動物性タンパク質備蓄のために真鯉の養殖を始めました。その後、祖父阪井忠道が引き継ぐ傍ら、山古志村で突然変異として生まれた、色や模様のついた鯉を娯楽として飼育・繁殖させるようになりました。それを父阪井弘二が家業として専業化しました。
それからほぼ半世紀、錦鯉業界でいち早く科学的養鯉方法を取り入れ、マーケティングの分析などによるビジネススタイルを確立し、日々優秀な錦鯉の生産を目指して地道な努力を重ねてまいりました。その結果、紅白・三色の系統、飼育技術、仕上げ技術、販売技術、マーケティング能力等で、錦鯉業界ではトップクラスといわれるようになりました。
世界で最も権威のある『全日本総合錦鯉品評会』では、2000年に初めて総合優勝を受賞して以来、2020年までに通算11回の総合優勝を受賞することができました。このように全国規模の大会において、高い確率で総合優勝や国魚賞等を受賞できましたことは、先人たちのたゆまない努力と、それを取り巻く愛鯉家の皆さまの温かく厳しいご指導の賜物と心より感謝申し上げます。
今後も、先人の築き上げた伝統を継承しつつ、失敗を恐れることなく、愛鯉家の皆さまの声に耳を傾けながら、業務関係各位と協力し合い、錦鯉業界発展のため常に新たな挑戦をしてまいる所存でございます。これからも変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
: 仔取り
4月末頃から開始し、8月までおこないます。メインの御三家から採卵します。
: 池上げ
9月末頃から野池の池揚げを開始します。
: 競売会
競売会は毎年3月・4月・10月・12月に開催いたします。国内外より多数の業者さんが来場されます。